ブログの記事を書いているのに、検索からほとんどアクセスが来ない。
このような場合は、文章力だけでなく、記事を書く前のキーワード選定に問題があるかもしれません。
どれだけ丁寧な記事を書いても、実際に検索されていない言葉や、自分のサイトでは上位表示が難しいキーワードばかりを狙っていると、検索流入にはつながりにくくなります。
僕は以前、ほかのサイトで使用するキーワード選定記事のリライトを依頼されたことがあります。
その経験からも、検索ボリュームの大きさだけでキーワードを選ぶのではなく、検索者の目的とサイトの状況を考えることが重要だと感じています。
この記事では、ブログ初心者でも実践できるキーワード選定のやり方を、7つの手順に分けて解説します。
この記事でわかること
- キーワード選定が必要な理由
- ビッグ・ミドル・スモールキーワードの違い
- 複合キーワードと検索意図の考え方
- 初心者向けキーワード選定の7つの手順
- GoogleやAIを使って候補を探す方法
- 記事公開後にキーワードを改善する方法
キーワード選定とは検索者と記事をつなぐ作業

キーワード選定とは、読者がGoogleなどで検索するときに使用する言葉を調べ、どの検索キーワードに対して記事を書くのかを決める作業です。
SEOとは、検索エンジンに記事の内容を正しく理解してもらい、必要としている読者へ見つけてもらいやすくするための取り組みです。
キーワードを記事へ何度も詰め込めば、上位表示されるという意味ではありません。
Googleも、検索エンジンだけを意識するのではなく、読者にとって有益で信頼できる内容を作ることを重視しています。
キーワードは、読者が抱えている質問や悩みを知るための手がかりとして使用しましょう。
アクセス数だけを増やせばよいわけではない

ネットビジネスやアフィリエイトでは、サイトへアクセスを集めることが大切です。
しかし、単純に大量のアクセスを集めれば、必ず収益につながるわけではありません。
たとえば、商品を探している100人と、内容にほとんど興味がない1万人では、前者のほうが購入や申し込みにつながる可能性があります。
重要なのは、検索者が何を知りたいのかを理解し、自分の記事でその目的を満たすことです。
アクセス数だけでなく、次の要素も確認する必要があります。
- 検索者の悩みと記事の内容が一致しているか
- 自分の商品やサービスと関連しているか
- 読者が次の行動へ進みやすいか
- 自分の経験や専門性を活かせるか
検索ボリュームから考えるキーワードの種類

SEOでは、検索数や競合の規模によって、キーワードをビッグ、ミドル、スモールなどに分けることがあります。
ただし、これらにGoogleが定めた明確な検索数の基準があるわけではありません。ジャンルや市場によって規模は変わります。
ビッグキーワード
ビッグキーワードは、「副業」「WordPress」「SEO」のように検索需要が大きく、意味の範囲も広いキーワードです。
上位表示できれば多くのアクセスを期待できますが、企業サイトや専門サイトなど競合も強くなります。
検索者の目的が複数に分かれやすいため、何を知りたいのか判断しにくい点にも注意が必要です。
ミドルキーワード
ミドルキーワードは、「副業 初心者」「WordPress 始め方」など、ビッグキーワードより目的が絞られた言葉です。
一定の検索需要がありながら、ビッグキーワードより検索意図を判断しやすくなります。
スモールキーワード

スモールキーワードは、「WordPress 初心者 初期設定 やり方」など、検索需要が比較的小さく、目的が具体的なキーワードです。
検索数は少なくても、読者が求めている答えを明確にしやすいため、開設したばかりのサイトでも狙いやすい場合があります。
ニッチキーワード
ニッチキーワードは、特定の悩み、用途、対象者などに絞られた専門性の高いキーワードです。
検索数が少ないという理由だけで、すべてのスモールキーワードがニッチキーワードになるわけではありません。
競合がまだ十分に答えていない具体的な悩みを見つけ、自分の経験から詳しく回答できる場合に強みを発揮します。
初心者が最初からビッグキーワードを狙うと難しい理由

サイトを作った直後に、誰もが思いつくビッグキーワードだけで記事を書いても、すぐに上位表示できるとは限りません。
生まれたばかりの赤ちゃんサイトが、強豪ひしめく場所へ飛び込んでも、簡単には勝たせてもらえないからです。
これは、諦めるという意味ではありません。
まずは自分が詳しく回答できる具体的なキーワードから記事を増やし、サイトの専門性と信頼性を育てていきます。
そのうえで、関連するミドルキーワードやビッグキーワードへ範囲を広げることが大切です。
複合キーワードから検索者の目的を考える

検索者は、いつも一つの単語だけで検索するわけではありません。
たとえば「副業」だけでは、検索者が何を知りたいのか判断するのは困難です。
しかし、次のように言葉が組み合わされると、目的が見えやすくなります。
- 副業 初心者 おすすめ
- 副業 在宅 パソコン
- 副業 女性 未経験
- 副業 WordPress 始め方
- 副業 アフィリエイト やり方
複数の言葉を組み合わせた検索語句は、一般的に複合キーワードと呼ばれます。
単語が増えればよいということではありません。大切なのは、組み合わせから検索者の悩みや目的を読み取ることです。
キーワード選定のやり方を7つの手順で解説

STEP1:サイトと記事の目的を決める
最初に、誰に何を伝えるサイトなのかを明確にします。
自分のサイトと関係のないキーワードでアクセスを集めても、関連記事や商品へつながりません。
たとえばWordPress初心者向けサイトなら、WordPressの始め方、初期設定、テーマ、SEO、記事作成など、読者が順番に必要とするテーマを考えます。
STEP2:軸になるキーワードを決める
次に、記事の中心となる言葉を一つ決めます。
たとえば「副業」「WordPress」「キーワード選定」などです。
この段階では、記事タイトルを完成させる必要はありません。関連する検索語句を調べるための出発点として使用します。
STEP3:実際に検索される関連キーワードを探す

自分の想像だけで、検索キーワードを決めないようにしましょう。
候補を探す方法には、次のようなものがあります。
- Google検索の入力候補
- 検索結果に表示される関連する質問
- 関連検索
- Googleキーワードプランナー
- 自分のSearch Consoleの検索クエリ
- キーワード調査ツール
キーワードプランナーでは、新しいキーワード候補や検索需要の参考情報を確認できます。
現在は利用するためにGoogle広告アカウントの設定が必要です。広告の出稿状況などにより、検索数が範囲で表示される場合もあります。
STEP4:検索意図を確認する
候補が見つかったら、実際にGoogleで検索して上位ページを確認します。
確認するのは、文章を真似するためではありません。
検索者がどのような答えを求めているのかを把握するためです。
- やり方を知りたいのか
- 複数の商品を比較したいのか
- 原因や解決方法を探しているのか
- 購入前の評判を確認したいのか
- 公式ページへ移動したいのか
同じキーワードでも、検索意図が違えば必要な記事内容も変わります。
STEP5:競合と自分のサイトを比較する
検索上位が大企業や有名メディアばかりの場合、開設直後のサイトが同じ内容で競うのは簡単ではありません。
一方で、上位記事に説明不足の部分があり、自分の体験や画像を使って詳しく回答できる場合は、記事を書く価値があります。
競合の強さだけでなく、「自分にしか追加できない情報があるか」も確認しましょう。
STEP6:一つの記事で答える範囲を決める

関連キーワードをすべて一つの記事へ詰め込むと、何について書いた記事なのかわかりにくくなります。
検索意図が同じ言葉は一つの記事へまとめ、目的が異なる言葉は別の記事へ分けます。
似た記事を増やしすぎると、サイト内で評価が分散する可能性もあるため、既存記事との役割分担も確認してください。
STEP7:公開後にSearch Consoleで改善する
キーワード選定は、記事を公開したら終わりではありません。
Search Consoleでは、実際にどの検索語句で表示され、クリックされたのかを確認できます。
想定していなかった検索語句で表示されている場合は、読者が必要とする説明を追記できないか検討します。
ただし、公開直後の数字だけで何度も書き換えるのは避けましょう。一定期間データを集めてから判断することが大切です。
AIをキーワード選定へ活用する方法

AIは、関連語句の整理、読者の悩みの洗い出し、記事構成の作成などに活用できます。
たとえば、軸となるキーワードを伝え、初心者が抱えそうな質問を一覧にしてもらう使い方です。
ただし、AIが提案した言葉が本当に検索されているとは限りません。
AIは候補を広げるために使い、最終的にはGoogleの検索結果、キーワード調査ツール、Search Consoleなどで確認しましょう。
キーワード選定でよくある失敗

検索ボリュームだけで判断する
検索数が多くても、検索意図が自分の記事や商品と合っていなければ、成果にはつながりにくくなります。
自分の想像だけでキーワードを作る
自分では自然だと思う言葉でも、検索者が実際に使っているとは限りません。検索候補や既存データも確認してください。
競合記事の内容をそのまま真似する

上位記事と同じ情報を言い換えただけでは、読者が新しく読む理由がありません。自分の経験、画像、失敗例、具体的な手順を加えましょう。
似た検索意図の記事を増やしすぎる
タイトルだけを少し変えた記事を量産すると、サイト内で役割が重複します。新しく書く前に、既存記事へ追記できないか確認しましょう。
キーワード選定でよくある質問


検索ボリュームが少ないキーワードでも記事を書くべきですか?

自分の読者が抱えている具体的な悩みであり、サイトのテーマと合っているなら書く価値があります。検索数だけでなく、検索意図や商品との関連性も確認しましょう。

複合キーワードは何語にすればよいですか?

言葉の数だけで決める必要はありません。検索者の目的を一つの記事で明確に満たせる組み合わせを選びましょう。

無料ツールだけでもキーワード選定はできますか?

Google検索の入力候補、関連検索、Search Consoleなどを使えば、無料でも候補を探せます。有料ツールは調査を効率化する手段として必要に応じて検討してください。

新しいサイトはスモールキーワードだけを狙うべきですか?

具体的なキーワードから始める方法は有効ですが、すべてを検索数の小さな言葉に限定する必要はありません。将来狙いたい大きなテーマも決め、関連記事を積み上げていきましょう。

記事を公開しても順位が付かない場合はどうしますか?

インデックス状況、検索意図との一致、記事内容、内部リンク、競合との差などを確認します。公開直後はデータが少ないため、慌てて何度も変更せず一定期間様子を見ることも必要です。
キーワード選定から記事作成まで、体系的に学びたい方へ
キーワードを選ぶ方法がわかっても、実際に成果へつなげるには、検索者の悩みに答える記事構成やコピーライティング、商品への導線まで考える必要があります。
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まとめ|キーワード選定は検索者の悩みから考える

キーワード選定で大切なのは、検索ボリュームの大きな言葉を見つけることだけではありません。
検索者が何に困り、どのような答えを求めているのかを考えることが基本です。
- サイトと記事の目的を決める
- 軸となるキーワードを決める
- 実際に検索される関連語句を調べる
- 検索結果から検索意図を確認する
- 競合と自分のサイトの状況を比較する
- 一つの記事で答える範囲を決める
- 公開後はSearch Consoleで改善する
生まれたばかりのサイトで、いきなり強豪と同じキーワードだけを狙う必要はありません。
まずは自分が詳しく答えられる具体的な悩みから記事を作り、読者の役に立つ情報を積み上げていきましょう。
キーワードが決まったあとは、読者の質問へ結論から答える文章を作ることが重要です。

