SEO対策では、検索順位を調べるだけでなく、取得した数字を見て「今すぐ記事を直すのか」「しばらく待つのか」を判断することが大切です。
今回、僕が使っている自作ツール「Gosuke SEO順位・改善チェッカー」でGoogle認証エラーが発生しました。
そこで、表示された画面をChatGPTへ送り、一つずつ指示を受けながら再認証を行いました。復旧後はGoogle Search Consoleの実測データを取得し、「udemy アフィリエイト」と「cocoon カスタマイズ」の動きまで一緒に分析しています。
この記事では、実際に発生したエラーの解決手順と、取得した検索順位からSEO改善を判断した流れを紹介します。
この記事で分かること
- Google認証エラーが表示されたときの対処方法
- ChatGPTへスクリーンショットを見せて解決する流れ
- 検索順位・表示回数・CTRの見方
- 順位が落ちた記事をすぐ直さない理由
- 初心者向けツールに必要だと分かった改善点
- Gosuke SEO順位・改善チェッカーで認証エラーが発生した
- エラー画面をChatGPTへ送って原因を確認した
- 古いtoken.jsonだけを削除した
- Googleアカウントへ再接続した
- 復旧後にSearch Consoleの実測データを取得した
- 「udemy アフィリエイト」は順位が大きく上昇していた
- 「cocoon カスタマイズ」は順位が下がっていた
- CTRが5%あるためSEOタイトルは変更しない
- カニバリを確認しながらしばらく様子を見る
- 初心者でもChatGPTを使えば解決できるのか
- 今回の経験からツールに必要だと分かった改善点
- 検索順位を取得するだけでなく判断まで支援できる
- Google認証エラーと検索順位分析に関するよくある質問
- まとめ|実データを見ながら直す記事と待つ記事を判断しよう
Gosuke SEO順位・改善チェッカーで認証エラーが発生した

いつものようにツールからSearch Consoleへ接続しようとしたところ、次の英語エラーが表示されました。
invalid_grant: Token has been expired or revoked.
これは、Googleへ接続するために保存されていた認証トークンが、期限切れまたは無効になったことを示しています。
最初はツール自体の不具合にも見えましたが、原因は古い認証情報がパソコン内に残っていたことでした。順位データやサイトの記事が消えたわけではありません。
注意点
このエラーが表示されても、設定ファイルを手当たり次第に削除してはいけません。今回は保存場所と対象ファイルを確認し、古い認証トークンだけを削除しました。
エラー画面をChatGPTへ送って原因を確認した

英語のエラーだけでは、初心者の方が原因を判断するのは簡単ではありません。
そこで僕は、エラー画面のスクリーンショットをChatGPTへ送り、「これは何と言っているのか」と質問しました。
ChatGPTからは、Googleの認証トークンが期限切れ、または無効になっている可能性が高いと説明されました。その後も画面を送りながら、一度に一つずつ操作を確認しています。
文章だけで状況を説明するより、実際の画面を見せたほうが、押す場所や削除するファイルを具体的に確認できます。
古いtoken.jsonだけを削除した

ツールのプログラムを確認すると、Googleの認証情報は次のフォルダへ保存される仕組みになっていました。
%LOCALAPPDATA%\GosukeRankChecker
WindowsキーとRキーを同時に押し、上の文字列を貼り付けてフォルダを開くと、次の3つのファイルが表示されました。
- config.json:ツールの設定情報
- rank_history.db:検索順位の履歴
- token.json:Googleの認証情報
今回削除したのは、期限切れの認証情報が保存されているtoken.jsonだけです。
削除してはいけないファイル
config.jsonとrank_history.dbは削除していません。特にrank_history.dbには順位履歴が保存されているため、認証をやり直す目的で消さないように注意が必要です。
Googleアカウントへ再接続した

token.jsonを削除してツールを再起動し、「① Google接続」をクリックすると、今度はGoogleアカウントの選択画面が正常に開きました。
使用しているGoogleアカウントを選ぶと、「このアプリはGoogleで確認されていません」という画面が表示されます。
これは、僕が自分で使うために作成したテスト中のアプリであり、Googleの一般公開アプリとして確認を受けていないために表示されたものです。自分で作成した認証情報を使用していることを確認し、「続行」を選びました。
続いて、Gosuke順位チェッカーがGoogleアカウントへのアクセスを求める画面が表示されます。
今回求められたのは、確認済みサイトのSearch Consoleデータを表示するための権限です。内容を確認して「次へ」を押すと、認証完了画面が表示されました。
The authentication flow has completed. You may close this window.
これは「認証処理が完了しました。このウィンドウを閉じても大丈夫です」という意味です。ブラウザのタブを閉じてツールへ戻ると、再び順位データを取得できるようになりました。
復旧後にSearch Consoleの実測データを取得した

Googleへの再認証後、2026年8月9日から9月5日までのデータを取得しました。
| 確認項目 | 取得結果 |
|---|---|
| Search Console全体のクリック | 35 |
| Search Console全体の表示 | 919 |
| 開示された検索キーワード | 41件 |
| 検索語別のクリック | 2 |
| 検索語別の表示 | 460 |
| ツールが更新後待機と判定した検索語 | 15件 |
Search Console全体と検索語別でクリック数や表示回数が異なるのは、Googleのプライバシー保護により、一部の検索語が開示されないためです。数字が違っていても、ツールの故障ではありません。
「udemy アフィリエイト」は順位が大きく上昇していた

取得結果の中で、特に良い動きを見せていたのが「udemy アフィリエイト」です。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均順位 | 19.1位 |
| 順位差 | +8.8 |
| 表示回数 | 57回 |
| クリック | 0回 |
約9位上昇し、検索結果の2ページ目まで来ています。あと少し上がれば10位台前半、さらに伸びれば1ページ目も見えてきます。
ツールの判定は「上昇中・様子見」で、推奨作業は「大幅変更せず順位を観察」でした。
順位が上がっている途中で本文やタイトルを大きく変えると、Googleの評価が再び動く可能性があります。そのため、今は追加修正をせず、この上昇を見守ることにしました。
「cocoon カスタマイズ」は順位が下がっていた

一方、「cocoon カスタマイズ」は以前より順位を落としていました。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均順位 | 22.2位 |
| 順位差 | -4.9 |
| クリック | 2回 |
| 表示回数 | 40回 |
| CTR | 5.0% |
| 更新からの経過 | 11日 |
順位だけを見ると、確かに下がっています。しかし、表示40回から2クリックされ、CTRは5.0%あります。
つまり、検索結果に表示されたときには一定の割合でクリックされているため、SEOタイトルが大きく失敗しているとは考えにくい状態です。
ここで必要なのは、焦ってタイトルを変更することではなく、なぜ順位が下がったのかを見極めることです。
CTRが5%あるためSEOタイトルは変更しない

「cocoon カスタマイズ」のCTRが5%あることから、今回は検索結果に表示させるために設定しているSEOタイトルを変更しないと判断しました。
記事タイトルとSEOタイトルは役割が異なる
記事タイトルは、記事ページを開いた読者に見せるタイトルで、通常はページ内のH1として使用されます。一方、SEOタイトルは、主にGoogleの検索結果へ表示させることを目的に設定するタイトルです。
CTRは検索結果に表示された回数のうち、実際にクリックされた割合です。そのため、CTRを根拠に変更するかどうかを判断する対象は、記事ページ内の見出しではなく、検索結果で読者が目にするSEOタイトルになります。
なお、SEOタイトルを個別に設定していない場合は、記事タイトルが検索結果に使われることがあります。今回はSEOタイトルを設定しているため、両者を分けて考えています。
もし順位が高いのに表示回数だけ増え、ほとんどクリックされていないのであれば、タイトルやメタディスクリプションの改善を検討します。
しかし今回は、順位が22.2位まで下がっている一方でクリック率は保たれています。検索結果での見せ方は一定の成果を出しているため、次に考えるべきなのはSEOタイトルの変更ではなく、順位を戻すための対策です。
記事タイトルについても、更新後の再評価へ余計な影響を与えないよう、今回は変更しません。つまり、SEOタイトルも記事タイトルも現時点では触らず、そのまま順位の動きを確認します。
ただし、更新からまだ11日しか経過していません。Googleが記事を再評価している途中の可能性があるため、今すぐ本文を修正するのも早いと判断しました。
カニバリを確認しながらしばらく様子を見る

今後「cocoon カスタマイズ」の順位が戻らない場合は、同じ検索意図を狙う別の記事と競合していないかを確認します。
確認するポイントは次のとおりです。
- 「cocoon カスタマイズ」で表示される記事URLが入れ替わっていないか
- 本命記事とは別の記事が同じキーワードで表示されていないか
- 各記事の検索意図と役割が重複していないか
- 本命記事へ内部リンクを集められているか
- 上位記事にあり、自分の記事に不足している内容はないか
ただし、現時点で慌てて記事を統合したり、タイトルを変更したりするわけではありません。
まずはあと1〜2週間ほど順位の動きを確認し、22位前後から戻らない場合にカニバリや不足内容を調査します。
今回のSEO判断
- 「udemy アフィリエイト」:上昇中なので触らず待つ
- 「cocoon カスタマイズ」:CTR5%のためタイトルは維持する
- 更新後11日なので、本文も今すぐ再編集しない
- 順位が戻らなければカニバリと不足内容を確認する
初心者でもChatGPTを使えば解決できるのか

今回のように、エラー画面をChatGPTへ見せながら進めれば、初心者でも解決できる可能性は高いと感じました。
実際に僕も、スクリーンショットを送りながら、次に押す場所を一つずつ確認しています。
ChatGPTへ相談するときは、次のように入力すると伝わりやすくなります。
Gosuke SEO順位・改善チェッカーでエラーが出ました。画面を見ながら、一度に一つずつ操作を指示してください。削除するファイルがある場合は、削除前に対象を確認してください。
ただし、誰もが迷わず解決できる状態にするには、ChatGPTへ聞かなくてもツール内で再認証できる仕組みが理想です。
今回の経験からツールに必要だと分かった改善点

今回のエラーによって、初心者向けツールとして改善すべき点も明確になりました。
- invalid_grantを検出したら、日本語で原因を表示する
- 「Google認証の有効期限が切れました」と分かりやすく案内する
- 「Googleへ再接続する」ボタンを用意する
- 古いtoken.jsonを安全に削除して再認証を開始できるようにする
- READMEへ画像付きの再認証手順を追加する
不具合が起きたこと自体よりも、初心者がどこで迷うのかを実際に確認できたことに価値があります。
販売や購入者特典として提供する前にこの問題が分かったことで、より使いやすいツールへ改善できます。
検索順位を取得するだけでなく判断まで支援できる

Gosuke SEO順位・改善チェッカーの目的は、順位を一覧表示するだけではありません。
平均順位、順位差、クリック、表示回数、CTR、最終更新日を並べ、現在の記事に対して「今すぐ確認」「軽く強化」「更新後待機」などの判断を表示します。
さらに、選択した検索語や優先記事の情報をGPTs用にコピーし、ChatGPTと一緒に詳しく分析できます。
今回もツールの数字とChatGPTの分析を組み合わせたことで、「順位が下がったからすぐ直す」という単純な判断を避けられました。
CTRが保たれていること、更新後の日数が浅いこと、別の記事は上昇中であることまで含めて見ると、今は大幅に変更せず待つのが適切だと分かります。
Google認証エラーと検索順位分析に関するよくある質問


Q.invalid_grantというエラーは、ツールの故障ですか?

A.必ずしもツールの故障ではありません。今回の原因は、Googleへ接続するために保存されていた認証トークンの期限切れでした。古い認証情報を削除して再認証することで復旧しました。

Q.token.jsonを削除すると、検索順位の履歴も消えますか?

A.今回のツールでは、認証情報と順位履歴は別のファイルに保存されています。token.jsonだけを削除すれば、rank_history.dbに保存された順位履歴は残ります。ほかのファイルを誤って削除しないように注意してください。

Q.「このアプリはGoogleで確認されていません」と表示されても大丈夫ですか?

A.自分でGoogle Cloudに登録した認証情報を使っていることを確認できる場合は、テスト中のアプリとして表示されている可能性があります。提供元が分からないアプリの場合は安易に続行せず、必ず開発者や販売者へ確認してください。

Q.CTRが5%あれば、記事タイトルを変更しなくてもよいのですか?

A.CTRは検索結果でクリックされた割合なので、直接関係するのは検索結果へ表示されるSEOタイトルです。今回はCTRが5%あり、更新後の再評価中でもあるため、SEOタイトルも記事タイトルも変更せずに順位を観察すると判断しました。

Q.検索順位が下がったら、すぐに記事をリライトするべきですか?

A.すぐにリライトするとは限りません。更新からの日数、順位差、表示回数、CTR、別の記事とのカニバリなどを確認します。更新直後ならGoogleの再評価中の可能性があるため、一定期間待つこともSEO改善の一つです。

Q.初心者でもChatGPTを使って認証エラーを解決できますか?

A.エラー画面のスクリーンショットを送り、一度に一つずつ操作を案内してもらえば、解決できる可能性は高くなります。ただし、ファイルを削除する場合は、対象と保存場所を確認してから操作してください。
まとめ|実データを見ながら直す記事と待つ記事を判断しよう

今回は、Gosuke SEO順位・改善チェッカーで発生したGoogle認証エラーを、ChatGPTへ画面を見せながら解決しました。
古いtoken.jsonだけを削除してGoogleへ再接続すると、Search Consoleの実測データを再び取得できました。
取得後の分析では、「udemy アフィリエイト」は19.1位まで上昇しているため触らず待機。「cocoon カスタマイズ」は22.2位まで下がっているもののCTR5%を維持しているため、SEOタイトルを変えず、カニバリを意識しながら様子を見ると判断しました。
SEOでは、順位が下がった記事をすぐに修正することだけが改善ではありません。実測データと更新後の日数を確認し、必要なときまで待つことも大切な判断です。
今回のように、ツールで数字を見える化し、ChatGPTと一緒に意味を読み解けば、初心者でも根拠を持って次の作業を選びやすくなります。

